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プルからタネ
2018-05-13 Sun 22:23
2月末、長野はまだまだ寒く梅の蕾も固いまま。
買い物へ行こうと外へ出たら「みー、みー」と猫の声が聞こえてきた。
顔を向けると2m位先からチビの三毛猫がヨタヨタと歩いてくる。
いかにも弱っていて、全身から「助けて!」と言っているのがわかった。
3秒考え、保護することを決めてからご飯を用意し与えてみるとすぐにガッついて食べ始めた。
50cmくらいまでは近づけたので観察していると「女の子」「ガリガリ」「小刻みに震えている」「左前脚にケガ」...これだけわかった。
手を伸ばすと逃げるけど、またすぐに近寄ってくるのでウッドデッキにダンボールハウスを作りご飯とお水を置いてみた。
寒い寒い2月、夜には湯たんぽを入れておくと仔猫はダンボールハウスで過ごすようになった。 
そこから4,5日経ち、ウッドデッキから家の中を覗いているのがわかったので窓を開けると恐る恐る入ってきた。
速攻で捕まえて、予め準備してあったゲージの中へ。
うちは先住猫が3匹いるので、ひと部屋を仔猫部屋にして隔離。
猫ベッドですぐに寛ぎ、1発でトイレを使いこなし、ご飯もちゃんと食べる。
次の日には抱っこも出来て、基本的に人懐っこい、可愛い性格の仔だった。
ただ、ケガのせいか左前脚をちゃんとつけて歩けない。
ひょこひょこしながら歩くので全身チェックすると、4ヶ所ケガをしていた。
人間で言うと左腕の二の腕辺りと肘、胸の真ん中と左脇。
特に脇が酷くて、直径は1cm位なんだけど深さがあって穴というより空洞が出来ている。
何かしら病気を持っているだろう、と思いながら検査をしてもらうと白血病もエイズも陰性‼︎
まぁ、寄生虫はいたが薬で落ちるからコレはいいとしてもやはり痩せすぎ、と診断された。
月齢は推定で6ヶ月前後。
適正体重に全く届いてなく、体力も落ちているのでまずは体重を戻し、ケガを治すことを優先した。
(4月半ばには体重が増えてきたので避妊手術とワクチンを済ませた)
その間、同時進行で里親さん探しもスタート。
先住猫のストレスや経済面を考えて、初めから里親さんを募集しようと決めていた。
幸い病気も無かったのでポスターを作り、動物病院や近所のお店、友人のカフェなどに貼らせてもらう。
仔猫はすっかり私や旦那に懐き、構ってもらうと嬉しそうにノドを鳴らす。
が、どうしても脇のケガが治らない。
かさぶたが出来ても舐めたり、歩いたりすると傷が開いてしまい動く度に水音の様な音まで聞こえてくる。
通院が必要になり、これがネックとなって1件来ていた里親さんの問い合わせが流れた。
ネットのサイトにアップするのは最後の手段として、周りの人に聞きまくった。
なるべく知り合いの知り合い、とかが良かったのだ。
安心出来るし、会いに行けるから。
里親さん、なかなか見つからないね...と旦那と言いあうようになった4月、1本の電話をもらった。
あるスーパーに貼ってもらったポスターを見て電話をくれた人がいた。
偶然、その時私と旦那はそのスーパーで買い物をしていた。
もっと驚いたのは、その相手の方もそのスーパーにいた。
その場ですぐに会うことができ、色々話が出来たので先ずは会いに来てもらう事が決まった。
共通の友人もいることがわかり、里親さんはこの人たち(お子さんがいるご夫婦で、猫飼い経験有り)しか居ない!猫の神さまのお導きだー!くらい思った。
後日、うちに会いに来てくれ改めてお届けの日取りも決めた...が、自然には治らない、と診断され縫って閉じたはずの脇のケガがまた開いてしまった。
今度は部分麻酔を使ってしっかりと縫合してもらうことになった。
カラーをつけられて、不満そうにしている。
お届けを次週に伸ばしてもらう。
当の本猫はカラーがストレスになって食欲が落ち、便がゆるくなってきたので要らないタイツで術後服を作った。
着せたら弱そうなレスラーみたいで笑ってしまった。
カラーよりはマシそうだったので1週間後の抜糸まで我慢してもらう。
そして無事に抜糸を終え、先生にもお墨付きをもらったのでお届けをしてきた。
すごく広い家で居心地良さそうな空間だった。
私が住みたいくらい、と思うほど。
ご夫婦とは仲良くなり、友人として今後も付き合えることになったので願った通り仔猫にも会いに行ける。
...でも、帰りの車の中で泣いた。
約3ヶ月の付き合いだったけど、可愛いくて仕方なかった。
だって、淋しくて仕方ない。
里子に出すんだから一線を引く、なんて出来ない。
猫を保護して里子に出すの、向いてないとまで思った。
だけどまた、ケガの痛みを我慢して、飢えと寒さで震えながらもひとりで生き抜いてきた仔と出会ってしまったら私は「おいで。ご飯食べる?暖かいところで眠れるよ」と、声をかけてしまうんだろうな。
仮名プル→用意してくれた名前タネ
幸せにね、タネちゃん。
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